野村 英之
——この仕事を通じて大切にしている価値観はなんですか?
人にきっかけを与えること
——プレスラボでのキャリアや経験の中で特に印象に残っているエピソードは?
第一線で活躍するテレビプロデューサーのキャリアを深掘りするインタビューの中で、「サラリーマンのままでいつづける理由」を聞いていました。しかし、取材後しばらくして「独立する予定」と直接連絡をいただき、原稿の編集を一緒に行うことに。独立時期が決まっていないなどの理由から、広報担当者を通さずに僕に直接相談をしてくれたとのこと。結果的には本人のラジオ生放送番組で記事について触れてもらえて、クライアントとテレビプロデューサーの双方が納得のいく形で記事公開にたどり着きました。この企画は、スタートしてから記事公開までに約半年かかっており、取材実現に向けて粘り強くアプローチし続けたり、さまざまな調整を試みたり、制作プロセスで工夫が多かったことも印象的な仕事でした。
——自身の価値提供によって、お客様がどのような状態になれば理想的だと考えているか?
情報の受け手目線でコンテンツを生み出し続けられること。企業の情報発信は基本的に企業側に軸足が置かれるもの。僕たち編集者の介在価値はここにあると考えています。クライアントの意向を最大限に生かしつつ、情報の受け手にいかに見てもらえるか、読者の役に立てるのかの視点で編集し続けることで、クライアントの成果に貢献していきたいです。
——今後のビジョンを教えてください。
一歩踏み出す勇気を持つ人が増えること。そのために、人にきっかけを与えるコンテンツをつくり続けます。
プロフィール
野村 英之(Hideyuki Nomura)
1992年2月18日生まれ。関西学院大学法学部卒業後、株式会社ポーラへ入社。営業5年(北海道)、物流企画1年を経て、2020年にプレスラボへ入社。担当クライアントは人材系企業、食品・飲料メーカー、大手電機メーカーなど。Webメディアやnote、広報誌、ファクトブックなどを制作。過去には大手メディアでのイベントディレクション業務や記事校正も担当。FMラジオ、犬、銭湯、野球が好き。2023年秋より大阪在住。